ある晩、グリム童話の「星の銀貨」をお話した時の事。話が終わって布団の中でじーとしていた大地君は心配そうに聞きました。
息子 「もし、ママが死んだら大ちゃんはどうなるの」
私 「今ならグランマ(おばあちゃんの事)か、○○おばちゃんか・・
パパと二人だって大丈夫でしょう」
現実的に考える私
息子 「パパと二人ならご飯はどうするの」
私 「パパはパスタと味噌汁作れるよ、もちろんウィンナーも焼けるし」
息子 「じゃあ大ちゃんいっぱい食べちゃうね」
安心した様子でしばらく沈黙
息子 「でもお母さんが病気でいない赤ちゃんはどうなるの」
私 「お母さんがいない赤ちゃんを預かる施設があるよ」
息子 「施設って・・?それより産まれたときからお母さんがいないって事は?」
私 「え?だから・・」
息子 「お家に赤ちゃんが産まれたのに、お母さんが病気で病院に入院していたりしていないって事・・(ハッと何かに気付いた息子と混乱する私)」
「赤ちゃんってどこからくるの!?」
力強く質問した後、何故か恥ずかしそうに「おやすみ」と言って寝てくれました。良かった!!
幼い子ほど哲学者です。