アドベントの庭~こころのお祝い~

みんなが自分で作った蜜蝋ろうそくにきれいな灯が灯りました。
冬の4時台は魅力的です。この時間に蝋燭をつけると、広がっていた光が蝋燭の灯一点に集まり収まっているように感じます。スパイラルの真ん中の大きな蝋燭の灯は外の光が一点に集まったもの、そこから一人一人の蝋燭に灯っていくのを見ていると、新しい年にむけて一人一人の希望の光の種を見ているようでした。また一年かけてそれぞれのこころの実を実らせて種を落とし、また新しいその子にしか持ってない光の種となるのだと思いました。
 
 ところで、この時期になると「自然界がそうだから人間もそうなのだ」というより「人間の魂がそうなので自然界もそのように現れる」と強く感じるのです。もしこの時期に、私達にこころの灯が灯らないようになるならば、自然界から生きた種が消えてしまう、と思うのです。これはおかしな事でしょうか。

2017/12/16